・海外FX口座の優位性
・海外FX口座の注意点
海外FXと国内FXの違い
海外FXとは海外のFX業者を使ったFXのことを指します。
呼び方に統一感がないのも現状なので以下にまとめてみました。
✔︎海外FX業者:海外に会社登記のあるFX会社
✔︎海外FX口座:海外FX業者での取引口座
✔︎海外FX:海外FX業者/口座の総称(造語)
本記事では厳密な言葉の使い分けはしておらず、海外FXと聞けば「海外のFX業者を通したFX取引」と認識してもらえばと思います。
同様に国内FXといえば、日本国内のFX会社で行われるFX取引を指しています。
また海外FXという言葉を聞くと、日本人が日本円や日本の銀行口座で取引できるのか?と考えてしまいそうですが、
海外FX業者を使った取引や入出金は日本の銀行口座と日本円で問題なく行え、もちろん違法性もまったくありません。
※内資の楽天か外資のAmazonで取引するのかと要領は同じです笑
それでは海外FXの優位性を中心として国内FXとの比較をしていきたいと思います。
①ボーナスポイント
海外FXの最大のメリットとも言えるのが手厚すぎるボーナスポイント制度です。
FXや株式投資であれ「資金力」の重要性は言っても言い尽くせません。
資金力がある方が圧倒的に有利であり、ファンドはそのために資金を集めますし貴重な資金を必要以上のリスクに晒しません。
海外FX口座では口座開設や取引によるボーナスポイントが取引資金として利用できます。
※楽天カードの入会ボーナスやTポイントのようなものです笑
具体的には3つのボーナスに分かれます。
- 口座開設ボーナス → 口座開設のみで取引資金が付与される
- 入金ボーナス → 入金額に応じて取引資金が付与される
- 取引ボーナス → 取引額に応じて取引資金が付与される
①口座開設ボーナス
口座開設ボーナスは口座を開設するだけで付与されるボーナスで数千円〜数万円ほどです。
このボーナスはあくまで「取引可能」なものであって「出金可能」なものではありません。
「口座開設をしてくれた方はこの現金相当のボーナスで取引できます」というものです。
出金できるほど甘くはなかったですが笑、元手0からお金を増やせるチャンスがあるのはとても大きいですね。
②入金ボーナス
入金ボーナスは入金額に対して〜%付与というもので、通常20〜100%程度です。
海外FX口座XMであれば、5万円までの入金には100%ボーナス付与、それ以降は20%のボーナス付与となります。
100万円入金の場合は、5万円の100%である5万円+ 残り95万円の20%である19万円の計24万円がボーナス付与され、124万円が取引資金となります。
ボーナスによって資金が25%近くも増えることは、資金力が生命線のトレードにとって大きな追い風です。
③取引ボーナス
取引ボーナスは取引額によって現金相当ボーナスが付与されるというもので、長く取引する場合は1番強力なボーナスです。
口座開設ボーナスや入金ボーナスに比べ採用している会社は少ないですが、XMは取引ボーナスが相当に手厚いです。
「取引量」と「取引実績日数」により付与率は異なりますが実例を見てみます。
XMボーナス実例
✔︎取引通貨がドル/円
✔︎口座開設&取引から100日以上経過
✔︎100日以内に少額でも取引実績あり
上記だと1,500円〜1,800円の売買手数料に対して700円程度のボーナスが付与されます。
取引手数料に対して40%前後のボーナスが付与されるので、長く取引するほどその威力は凄まじくなります。
取引ボーナスは現金に換金することも可能ですが、取引資金として使う場合と比較して1/7程度に目減りしてしまうので注意が必要です。
国内口座のボーナス現状
・口座開設ボーナスは最大数万
・入金ボーナスはほぼなし
・取引ボーナスはなし
※一部TポイントやLINEポイント付与など例外あり
ボーナス基準だけで考えれば海外口座は国内口座を圧倒しています。
②ゼロカットシステム
海外FXではゼロカットシステムなる制度を採用しています。
ゼロカットシステムとは入金額以上の損とならない投資家保護のシステムです。
国内FXでは可能性は高くないですが、入金額以上に損をするケースがあります。
国内FXでは急激な価格変動の際に注文が通らずに口座入金額より損失が発生したケースが過去にあります。※スイスフランショックなど急激な金融ショック時
価格の急変動により損失カットが追いつかず口座資金でカバーできない場合、損失分の入金「義務」があります。※国内口座の取引約款でも言及があります。
価格の大幅な急変動は頻繁には起こりませんが、近年のAIによる大口取引が主流の中では実は無視できないのです。
例えばAIファンドは価格の急変動(想定以上のゆがみ)をキャッチすると拍車をかけます。
簡潔に言うと価格が乱高下している時にさらに拍車をかけることで、大勢の投資家を損させお金を奪いにきます。
直近では2019年初のフラッシュクラッシュといわれる瞬間的な価格急変動が記憶に新しく、口座以上の損をした方もいたことでしょう。
ゼロカットシステムは万一の金融ショックのリスクを軽減できるためとても心強いです。
ゼロカットシステム
国内口座は最悪借金するが、海外口座では心配なし
③ハイレバレッジ
レバレッジとは「てこ」を意味し、FXでは口座資金の何倍の取引ができるかを表します。
国内FXでは最大レバレッジ25倍と資金の25倍の取引ができる一方、海外FX口座XMでは資金の888倍もの取引が可能です。
FXを資金10万円で取引をはじめる場合にどれくらい資金を増やせるか?海外と国内を比較してみます。
国内口座10万円運用
✔︎10万円に対してレバレッジ25倍
✔︎250万円分のドル購入可能
✔︎2ドルが1円上昇すると2.5万円儲かる
海外口座10万円運用
✔︎10万円に対してレバレッジ888倍
✔︎8,880万円分のドル購入可能
✔︎ドルが1円上昇すると88万円儲かる
ドル円が1日に1円動くことは頻繁ではありませんが、年単位で見れば少なくとも複数回は起きています。
※上に50銭下に50銭(1日に1円)など、1日の上下の値動きではさらに多くなる。
つまり海外FXで1日に100万円近い利益を出すことは金額的には全く無理ではないです。
海外FX口座の注意点
海外FXの優位性は存分に感じられたかと思いますが、スーパーカーの運転には危険が伴いますよね?
海外FXに限らないですが、トレードで大金を失う人はほぼ2つの過ちを犯しています。
- リスク量オーバー
- オーバートレーディング
海外FXの場合リスク量オーバーを助長する可能性があり、オーバートレーディング(過度な取引数)による悪影響が大きくなりがちです。
具体的なリスクとその対処をみていきます。
①リスク量オーバー
リスク量オーバーとは、資金に対して失う資金(リスク)が過大なことをいいます。
海外口座では1万円ほどの資金でも1,000万円近い取引が可能なことはみてきました。
海外口座ではハイレバレッジ取引が可能なので、ビギナーほど短期に大きく儲けようと無謀なリスク量をとり資金を溶かします。
ちなみにプロトレーダーは資金に対して2%以下など極めて低いリスクしかとりません。
個人の場合はもちろん資金力も状況も違い正解はありませんが、1トレードで数十%のリスクを取るのは適正ではないでしょう。
※100万円の資金で1回に数十万失うことをイメージしてみると良いです。
資金が重要ということは、それを守る資金(リスク)マネジメントも等しく重要です。
適正リスク量を守ることはいわば「法定速度」を守ることであり、大幅な「速度超過」を繰り返せば、相場でも遅くないうちに命を落としてしまうでしょう。
海外口座のレバレッジはあくまで最大であり強制ではないので、各人のリスク意識と遵守が重要になります。
ちなみに海外口座では会員ページより最大レバレッジ変更ができるようになっています。
これは車の最大速度を物理的に制限するようなものですが、冷静さを失った血気盛んなトレーダーを事故から守るには効果的です笑
注意
海外FXは儲かるのも損するのも速い
②オーバートレーディング
オーバートレーディングとは過度な取引をすることです。
海外口座では国内口座に比べて取引手数料(スプレッド)が高く、オーバートレーディングのコストはより大きくなります。
トレードスタイルや相場状況で一概には言えませんが、1日に5〜10回以上のトレードは一般的に多いです。
トレードはしようと思えばいくらでもでき利益が出ることもありますが、トレードを厳選するのが資金を増やすもっとも近道です。
「待つも相場」「うまく負けるものがうまく勝つものだ」などの相場格言の通り、オーバートレーディングは有害だと心得ましょう。
ポイント
常に厳選したベストトレードをする気持ちで好機を待つ
まとめ
海外口座と国内口座の具体的な違いと注意点がイメージできたでしょうか?
海外口座に興味がある方も多いと思いますが、海外口座を使うとはスーパーカーを運転することと自覚するべきです。
✔︎少額資金を入金ボーナスで増やしゼロカットシステムで万が一のリスクに備える。
✔︎自己資金ではなく取引ボーナス分の資金をハイレバレッジ取引し0リスクハイリターンを目指す。
計画的に節度のあるトレードをするならば、海外口座は爆発的に資金が加速する最高に爽快なスーパーカーとなるはずです。